本当にあった家の鍵のトラブル体験談
これは私の小学生時代の話なのですが、家の鍵のトラブルにあいました。私の家は両親が共働きで、私が学校が終わって家に帰る時間よりもだいぶ遅い時間に両親が帰ってきていました。なので、私はいつも家の鍵を持って学校に行っていました。私はいわゆる鍵っ子でした。家の鍵はなくさないようにと紐をつけて首からかけていました。いつもは首からはずすことはないのですが、その日はなぜだか首からはずしてしまったのです。私は学校から帰ってきて、家の鍵を開けようと首からはずした紐のついた鍵を、なんと家の前のドブの小さな穴に落としてしまったのです。当然、家に入ることはできなくなってしまいました。ドブを塞いでいるコンクリートは重くて持ち上げることはできないし、鍵を落とした穴は小さく手は入りません。穴から中をのぞいて見ても暗くてまったく見えません。 まだ小学生だった私はどうすることもできずに、両親が帰宅するまで家の前でただひたすらに待っていました。両親が帰ってきてからコンクリートを持ち上げて探してはみたものの、私がドブに落としてしまった家の鍵を見つけることがでませんでした。その後、両親からは鍵を首からはずさないようにときつく叱られました。当時は貸家だったこともあり、家の鍵を変えることもなくそのままで暮らしていました。 このような体験があるため、自分の子供に鍵を持たせる時には鍵の管理はしっかり行うよう言い聞かせています。子供が鍵をなくしてしまうと、防犯上も危険ですし、鍵を変えるのにもお金がかかります。鍵をなくしてしまうとどう困るのか自分の失敗談も含めて話して聞かせ、理解させるようにしています。