マンションの共通キーを紛失、高額な請求に

マンションの共通キーを紛失、高額な請求に

賃貸のマンションに住んでいた時のことです。 そのマンションはオートロックで、メインエントランスは共通のICカードキーで開けるシステムになっており、各自の部屋には普通の形の鍵がついていました。カードキーと部屋の鍵はセットにして持ち歩いていたのですが、ある日電車でその両方を落としてしまいました。すぐに鉄道会社に届けましたが、鍵が戻ってくることはありませんでした。 部屋の鍵は紛失の時のために合鍵を用意していたのでなんとかなりましたが、マンションの共通ICカードキーは、ひとつしか提供されていません。しかもICが入っているので、一人に一つしか提供されず、合鍵は作成できないシステムでした。わたしは一人暮らしだったので、ICカードキーはたった一つしか持っていませんでした。 再発行のためにはマンションの管理会社に届け出を出し、理事会にかけなければなりませんでした。再発行までの間は管理人さんから仮のキーをお借りできましたが、紛失は私の責任なので、数万円という高額な再発行手数料を要求されました。自分の過失とはいえ、痛い出費でした。それ以来マンションの共通キーの管理にはかなりの気を遣うようになりました。それが結構なプレッシャーとストレスになり、次は共通キーのないマンションに絞って転居先を探しました。 エントランスにICのキーがあるのはセキュリティの面では安心できますが、鍵の管理にはとても気を使わなければならないということを学んだ出来事でした。

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