オートロックのマンションでうっかり入れない、ちょっとした不注意が招いた爆笑トラブル
友人夫妻はオートロックのマンションに住んでいます。
そこはペット可で友人夫妻も中型犬を2匹飼っていて朝晩と散歩をするのが日課です。
2匹の散歩なのですが奥さんと旦那さんは共働きで、夫婦共に微妙に通勤時間が異なっており、
1匹ずつ夫婦で前後の時間で散歩の役割に決めて30分前に奥さんがまずは1匹を連れて朝散歩に出かけて、30分後に旦那さんがもう1匹を連れ出し散歩に出かけるとい散歩のリズム。
毎日のルーティーンのパターンで奥さんが先に散歩に行くので、奥さんは家の鍵を持ってでかけて、先に散歩から帰ることになるので遅れて帰ってくる旦那さんが帰ってきたときには、インターフォンを旦那さんに鳴らしてもらって奥さんがオートロックを開けるというのが毎日の習慣です。
だから旦那さんは家の鍵を持たずに犬の散歩に出かけていました。
いつも自宅の鍵を持たずに犬の散歩に行くのが当たり前の習慣になっていた旦那さん。
あるとき、いつものように、奥さんより後に早朝の1匹目の犬の散歩に出かけて帰ってきたら、インターフォンを鳴らしても奥さんは出ません。
必ず奥さんは先に散歩に帰ってきているはずなのにおかしいと思い何度もインターフォンを鳴らしてみますがやはり鳴りません。
散歩が長引いているんだなと思って玄関前で待っているとそこから約1時間程たったとき。奥さんが犬を連れて家に戻ってきたので、やっと家に入れるとホッとしたのもつかの間、
奥さんから衝撃の一言が「今日は鍵を持ってでられなかった、散歩前に大変なことになって」と。
何やらいつものように散歩に出かけようとしていたら、玄関前の廊下から火災警報器のような音が鳴っていてなんだろうと思って玄関から不意に出たら犬も同時に玄関から出てしまって、そのまま戻ろうとしたら玄関のオートロックの扉が閉まってしまったということなんです。
結局、火災警報器はただの何かの不具合だったようで大丈夫だったのですが、問題は、うっかり玄関から不意打ちに飛び出たので鍵を持っていなかったのでもう家に入れなかった。
しかも管理会社はこのマンションから離れた場所にあるので、わざわざ犬を連れて徒歩で30分以上かけて管理会社まで鍵を取りに行った。ということだったんです。
それ以来友人夫婦は犬の散歩の際には夫婦二人ともしっかり家の鍵を共に携帯してから犬の散歩に出かけるようになったそうです。