高校時代模試終わりに学校構内で友達とかくれんぼ隠れた場所が悪かった、鍵が壊れて、出られなくなって先生にバレた怒られてしまった話
高校時代の話で大学受験のための模試を受けに休日に学校に登校してたんです。
せっかくの休みの日に模試を受けなければならないのは少し気分は憂鬱ではあったのですが、模試を一緒に受ける友人たちとも会えるし、模試は午前中で終了するので、
午後から一緒に模試を受けた同級生の友人達とお喋りしたり遊べるということもあって、とりあえず学校へ行きました。
そして模試を終えてそのまま学校に残って遊びの相談をしてたんです。
私は模試が終わったらそのまま学校を出てファストフード店やデパートのフードコートに行ってお喋りしたかったんですが、
一人の友人がせっかく今日は学校も他の教室も使ってないし、生徒も模試を受ける私たち以外いないし、先生も模試の管理する人だけなので数人しかいない。
こんな人が少ない学校なんてめずらしい。こんなチャンス滅多にないから、学校の教室を使ってみんなでかくれんぼしてみよう。と日頃から面白いことを考えつく友人だったので皆そのアイデアに賛成。その当時は受験勉強のストレスもあったため少し楽しいことを発散したかったんです。だから悪いことだなんて意識はこれっぽちもありませんでした。
しかも当時は今よりもセキユリティも甘く、監視カメラなど学校の防犯はゆるゆるだったので、休日の学校では他の学年の教室に入っていったり図書室にも忍び込むこともできました。だからかくれんぼをしたら面白そうと思うことしかありませんでした。
でも人数は10人で学校内全体を隠れる範囲にすると範囲が広すぎるということでかくれんぼのルールは決められた10教室の中か図書室や視聴覚教室に
理科室の範囲のみ。
教室内で隠れることができるなら机の下でも教壇の陰でもいずれもOKというルール。30分以内に全員見つからなかったら鬼は全員のおごりでジュースを1本買ってもらえるというゲームに。鬼はじゃんけんで決めて一番最後まで見つからなかった人は当然全員のおごりでジュース1本もらえます。
そして鬼が決まってかくれんぼスタート。
友人たちはおのおのの場所に隠れて、図書室の中の長い机の下に隠れていたり、教室の窓際のカーテンの中に隠れていたり、視聴覚教室の机の下など分かりやすい場所にと開始早々、約10分ほどで隠れた8人はスグに見つかってしまっていました。
しかし私だけ見つからずみんな、最後の一人である私と鬼役がどっちが勝つかとみんなで予想したりと盛り上がっていたそうです。
でも実は私が隠れた場所というのは鬼役の人が最初にカーテン隠れていた人を見つけた場所の死角にあってカーテンの布で隠れていた掃除道具が入った細長いロッカーだったんです。
鬼役の人はカーテンに隠れていた友達には気づいたのですが、ロッカーの存在にも気がついていなかった。もう30分前なのに鬼役の人は私が見つからないので皆で大騒ぎしているのがロッカーから耳をそばだてていると聞こえてきます。
私はやったこれでジュースおごってもらえるうとほくそ笑みながら念押しで30分が経つのをを腕時計を見ながらじっとまって、まさに40分ぐらいたったところで出ようと思ったのですが、あれっロッカーから出ることができません。表から取ってを引っ張ると空く構造のロッカーなので裏から押すと出られるはずです。しかし、なぜか押してもガタガタと音がでるだけ、内側の鍵をガチャガチャと回してみても鍵が閉まっているような状態。
あまりのことに不安になった私はロッカー内から出してえっと大騒ぎをしたら、その声に気が付いた鬼役の人が慌てて教室のカーテンに隠れていたロッカーを表から引っ張り開けようとしても開きません。不安になった友達は急いで学校にいた先生を探してやっとのことでロッカーを開けてもらうことに、鍵は壊れていたらしくスパナでドアに隙間を作ってこじ開けてもらうことに。その後でかくれんぼをしていたことが先生にバレてしまいこっぴどく叱られてしまいました。しかし、そのあと友人たちからはジュースを1本おごってもらいました。
しばらくして、先生からの通達で学校にあるロッカーの鍵を全てチェックして壊れているものは修理に出すことになったということが知らされ、さらに、担任の先生からは模試の日にかくれんぼして壊れた鍵のロッカーに閉じ込められた馬鹿な生徒がいるらしく、万が一閉じこめられたら危険だからロッカーには絶対に入らないように。と生徒全員に知らされることに。
そのとき、模試を受けてた友人全員が私の顔を見て大爆笑していたのは言うまでもありません。